勉強法の紹介

自分が実際に受験で行った勉強法を紹介します。

【学生向け】メモリーツリーの作り方

【学生向け】メモリーツリーの作り方

こんにちは!singoです!今回はメモリーツリーの具体的な作り方を紹介したいとおもいます。

 

 

モリーツリーとは

モリーツリーとは暗記法の一種です。単語同士を線でつないで覚えることで、連鎖的に思い出せる暗記方法です。自分は漫画「ドラゴン桜」を見てこの方法を知り、実際に大学受験で活用しました。

実際に作ったメモリーツリー

世界史科目で作成しました。これを利用することで共通テストでは8割とることができました。自分は一浪したのですが、現役・浪人の両方で8割を超えたので確かに効果がある暗記法だと思います。それでは、さっそく作り方を解説します。

 

作り方の解説

デジタルでも作成は可能ですが、紙に書くことを強くおすすめします。自分で自由に配置を決められるからです。デジタルで作りたい人は、マインドマップのアプリを使うといいでしょう。自分は後述のテンプレートを作るときにsimplemind proを使いました。無料版もあるので探してみてください。

有料版リンク↓

https://simplemind.eu/download/full-edition/

用意するもの

  • A4の白紙一枚(100均のコピー用紙がおすすめ)
  • 筆記具(ペンでも鉛筆でも)
  • マーカーなど色がつけられるもの

教科書は、山川の詳説世界史B(2020年発行)を使って解説します。教科書の見出しごとに1枚のメモリーツリーを作成するのが目安です。内容が多ければ2枚になることもあります。また、左上から始めて時計回りに書いていくと書きやすいと思います。

教科書315ページの「世界分割と列強対立」を使って書いていきます。まず一回読んで、何が書かれているのかを把握します。そして、真ん中に思いついた表題をかきます。その章に何が書かれているかを一言で説明できる言葉が書けるといいです。どう書くか迷った人は教科書の見出しをそのまま書けば大丈夫です。

次に周りに小見出しを書きます。小見出しも表題と同じく書かれているテーマを説明する一言が出てくれば一番いいのですが、思いつかなかったので教科書の小見出しを簡単に書きました。

あとは小見出しごとに大切な単語をピックアップして書いていきます。大切か迷ったらとりあえず書きましょう。単語だけだとバラバラになりすぎて書きにくくなるのでカテゴリーを書いてから単語を書くこともあります。

これで一つ目の小見出しができました。これを繰り返していけば完成です。一通り文字が書けたらマーカーなどを使って色をつけていきます。絵を描いたり、記号を書いたりして自分に分かりやすいように工夫しましょう。また、書き忘れた単語は気づいたときに加えてください。

色塗りまで終わって完成したもの

覚え方の解説

次に、覚え方についてです。「ドラゴン桜」では、さも書いたら覚えるかのように説明されてましたが(実際そういう人もいるかもしれませんが)、自分にはできませんでした。なので自分がやっていた覚え方についても解説したいとおもいます。

まず、表題を見て覚えたい小見出しを見ます。そこから順番に単語を頭の中で唱えていきます。一つの枝ごとに、覚えたと思ったら見ないで唱えます。言えたら次の枝へ、言えなかったらもう一度見て唱えていきます。これを繰り返します。先ほど作ったもので具体的に例をあげると、

1植民地と列強(表題)→2アフリカ(小見出し)→3探検→4スタンリー→5リヴィングストン→6見ないで1から言ってみる

こんな感じです。枝分かれが複雑な部分は別れた枝ごと暗記します。

1植民地と列強→2アフリカ→3ヨーロッパ各国→4イギリス→5エジプト→6ウラービー運動→7マフディー派→8ゴードン→見ないで言う→9イギリス→10アフリカ南部・・・

こんな感じです。少しずつ細かく区切って覚えていきます。

テンプレートの紹介

実際に作った方はわかると思いますが、とっても時間がかかります。自分は一枚作るのに2時間、覚えるのに1時間ほどかかってました。慣れるまではさらに時間がかかります。1,2年生ならともかく、現役生や浪人生はそこまで歴史科目に時間を割けられませんよね。そこで、色付けをする前のテンプレートを作成しました。

解像度の問題か、ガビガビになってしまいました。

自分が実際に使っていたものをデジタルに打ち直して作成しました。自分でわかりやすく色分けしたり、絵を描いたり、覚えやすいように工夫してください。教科書準拠なので、私立を目指す人は自分で単語を付け加えるといいと思います。リンク先で売ってますのでぜひ見ていってください。今は世界史版のみですが、ゆくゆくは日本史版も作成したいと思っています。

https://memory-tree.stores.jp

受験を意識する高1,2年生ヘ

注意!

このブログでは勉強法について触れるつもりは一切ないです。勉強法を求めていらっしゃった方、すみません!もっと漠然と「なんかしたほうがいいのかな~」と不安になっている方向けです。そして、個人の感想に基づくものですので科学的根拠などはないです。

それではさっそく本題に入っていきましょう

 

現役前にやって良かったこと

今日お伝えするのは

  1. 勉強法を試す
  2. 志望校を決める

の2つです。順番に解説します。

 
1. 勉強法を試す

結論、“現役生に時間はない”

巷には腐るほど効率的な勉強法があります。それを最も使いたい時期が現役生一学期です。部活が忙しかったり学校行事が忙しかったりするこの時期に勉強まで手がまわらないのは当たり前のことですが、勉強への不安が最も大きい時期でもあります。簡潔に言えば「勉強したいのに時間がない」状態に陥ります。(私事ですが、このストレスで5キロ痩せました。過労死を危惧するレベルでこの時期は忙しいのです。)

そこであわてて効率的な勉強法を検索しても遅いのです。なぜなら腐るほどあるから。その中から自分に合った勉強法を見つけるのに何日かかるか…。その分の時間も勉強にまわしたいはずです。

 

以上が一つ目の理由です。先に、より自分に合った勉強法を探しておくことで不安感を減らして勉強できます。

また、勉強法を探す時期はテスト前がおすすめです。勉強法の効果がテスト結果として明確に分かるからです。

詳しい勉強法については各予備校やら自称東大生やらが紹介しているものを見て下さい。私のおすすめは…聞かれたら答えます笑

 

2. 志望校を決める

「志望校なんて早いよ~」って思いますよね?でも、早く決めたほうが有利なんです。理由としては、

1. 志望校対策ができる 

2. 志望校への執着度が高まる

の二つが主に挙げられます。が、そこは解説が巷に溢れてるので置いておきます。

大切なのは、方向性を示すことです。一つに絞る必要はないです。

例として、あなたが頭のいい大学に入りたいとします。いくつ思い浮かぶでしょうか?「東大、京大、早稲田、慶応、MARCH…」とこんな感じでしょうか。他にも工業系がいい、理系がいい、文系がいい…とざっくり方向性を考えましょう。ネットで検索して自分が目指す方向性にある大学の名前を知っておいて下さい。一つに絞るのは現役になってからで充分間に合います。

また、絞らない利点は滑り止めを簡単に決められることです。特に浪人したくない人は納得できる滑り止め大学を見つけるのが大切です。大学に入ってから「浪人すればよかった…」と後悔しないようにしましょう。

 

まとめ

以上が現役前にやっておくべきことでした。他にもありますので気が向いたら書きます。分からないことがあればぜひ聞いてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました〜!

 

自己紹介

北海道で浪人中のsingoです。高1,2生向けに受験へのアドバイスを上から目線でお伝えします笑